ちょきにゃん。
かにやからチョキでネコと合わせたんやな。
くらいに思っていたがなんとストーリがあったようだ。
以下はお土産処 かにはんさんのFBより抜粋です。
『ちょきにゃん誕生の物語』
丹後は昔から丹後ちりめんを産業としたハタヤさんの多い場所です。大切な生糸をねずみから守る猫は、
守り神として、昔から大切にされていました。
ある日、丹後の機屋さんの縁の下に、かわいいかわいい5匹の子猫が生まれました。
4匹の子猫は真っ白な毛のオス猫。末っ子の子猫は真っ黒なメスの猫。末っ子のにゃんこは何にでも興味があり、
好奇心旺盛でおてんば娘。ハタヤさんは「にゃんこ」と言ってこの一匹だけの女の子をたいそう可愛がっていたそうです。
時間を忘れて機屋に住むネズミをおいかけるのに夢中になって、
いつの間にか家を離れ遠く遠く離れたお土産店「かにはん」まで来てしまいました。
好奇心旺盛なにゃんこにとっては今まで見たことのない魚やカニ、サザエ、アワビに目を輝かせ、
今まで追ってきたネズミには目もくれずに店内を走りまわっておりました。
真っ赤なズワイガニのちょっきんは、網野の港からかにはんの水槽に引っ越してきたばかりでまだ、
友達が誰もいませんでした。
いつも冷たい狭い水槽にいるちょっきんには、そんな自由に走り回るにゃんこが羨ましくて仕方がありませんでした。
ある時(ちょっきん)は、(にゃんこ)に話しかけました。
ちょっきん:『君は自由に色んなところに行くことが出来ていいなぁ………ちょきちょき』
にゃんこ:『友達になってくれるなら好きなところに連れていってあげるにゃーん』
ちょっきん:『ほんとかい!?でもボク、横あるきしかできないんだよ。』
にゃんこ:『大丈夫だよ、私の頭にのせてあげるよ』
ちょっきんは、店主の目を盗んで水槽を抜け出し、にゃんこの頭に飛び乗りました。
友達になった「にゃんことちょっきん」は、いろんなところに行きました。
夕日ヶ浦に沈む夕日を一緒にみたり、かにかに神社でお参りして日向ぼっこしたり。
毎日楽しく過ごしました。
店主も2匹があまりにも楽しそうに仲良く遊んでいるので、捕まえることはせず、見守ることにしました。
そしていつからか、2匹を『ちょきにゃん』としてかわいがり、かにはんの看板娘となりました。
そしてかにはんのスタッフのもその姿が可愛いので、かにの帽子を被るようになったとさ。
そんなことがあったんかいな!!!
めっちゃええやん。
つづく
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